映画好きにはたまらない響きですね。

誰もが一度は憧れる空間です。

映画館での映画鑑賞は素敵なものですが、次のような理由で私は映画館から足が遠のいてしまっています。

…隣の人との肘掛けの譲り合い、映画が終わるまでポップコーンを食べている人の音と匂い、前の人の頭でスクリーンが見づらい、後ろの人の足がシートに当たる感覚が気になる…などなど。

一度に大人数で鑑賞するので仕方ないですが「今日はハズレだったなぁ」という経験は誰しもあるのではないでしょうか？

心ゆくまで映画に没頭できる空間を造れば、お借り頂ける方がお一人くらいはいらっしゃるのでは？と思い立ちシアタールーム付き賃貸住宅を建設することを決意しました！

エースター002のシアタールームであれば全ての問題が解決します。

「映画館のクオリティは出せるの？」そんな声が聞こえてきそうですが、この記事を読み終わる頃にはそんな不安は払拭されるでしょう。

まずはお部屋そのものなのですが、積水ハウス様が注文住宅で施工している最高性能の防音室を採用しています。

その広さは１２帖。お一人もしくはお二人で映画鑑賞するには十分な広さです。

グランドピアノなどの楽器演奏も可能な防音室ですが、映画鑑賞に特化しているため間接照明を随所に採用して、壁と天井には吸音材を採用し、音の反響を最適化するためにあえて床には吸音材を採用していません。シアタールームの為のこだわりの防音室です。

もちろん床, 壁, 天井は全て２重構造になっていて防音ドアは２段構えです。

レコーディングスタジオにも採用されているドアは「鉄扉」となっていますのでチョット怖いくらいです。

その防音室には4KネイティブHDRプロジェクター SONY VPL-XW5000 を採用しています。

高品質プロジェクターは現時点でSONY製しか選択肢がありませんが、XW5000はフラッグシップモデル(XW7000)の下位に位置するものです。下位とはいえ7000との違いを体感するには２台並べて映像を再生しなければ分からないほどのクオリティです。

私が体感した感想では、大げさではなく有機ELディスプレイを見ているのと遜色ないレベルの美しさです。

BenQ製（台湾製）との価格差は画質をみれば納得です。

しかしながらいくら良いプロジェクターを採用してもスクリーンが高品質でないと性能を発揮できませんよね？

ご安心ください！そちらもしっかりと考えております。

OS+e（オーエスプラスイー）製、最高グレードのHDR適合スクリーン「レイロドール」PX-100H-HF102 を採用しています。

ここではその性能をお伝えしきれませんのでウェブサイトでご確認いただきたいのですが、一言で表現すると映画館のスクリーンとは比較にならないほど高発色です。

さらにスクリーンの設置方法は「張込み式」となっています。

スクリーンには「巻き上げ式」「立ち上げ式」そしてエースター002で採用している「張込み式」があります。

最初に結論を言ってしまいますが「張込み式」が段違いに映像はキレイです。

感の良い方ならおわかりと思いますがスクリーンの平面度がダントツに良いからです。

人間の目って凄いもので比べるとハッキリ違いがわかります。

スクリーンが平面でないと映像に違和感があり長時間見ていると疲れてしまいます。

そのあたりも設置をお願いしている(株)エクスライフ様のシアタールームで徹底的に比較して決定しました。

張込み式以外は格納できるというメリットはありますが、そこは映像のクオリティにこだわったエースター002ですので「張込み式」を採用しました。

まだまだこだわりポイントが続きますが、もう少しお付き合いください。

次は音響についてですが、ドルビーアトモスなどの立体音響がお楽しみ頂けるサラウンドシステムを導入しています。流行のサウンドバーではございません！

独立した８スピーカー仕様の5.1.2chサラウンドシステムです。

天井吊りスピーカーは取付金具が販売されているSONY製を採用していますが、その他はKlipsh製を使っています。

大きさの割に低音から高音までキッチリ鳴ってくれます（私の自宅でも使っています）。

コーンがオレンジメタリックで見た目もクールです。

アンプはDENON製で必要十分な性能です。（機器の詳細は設備欄を御覧ください。）

音響設備の増設をご希望の方は設置業者様をご紹介いたしますのでお申し出ください。

長文にお付き合い頂き誠にありがとうございました。

まだまだご説明したい工夫がたくさんあるのですがご内見時に取っておくことに致します。

それではお会いできることを楽しみにしています。

（有限会社奥宮園 代表取締役 奥山羊太）